暗闇の中にひっそりと己の身を起き、焚き火を前に自然と一体となりゆっくりとした時間を感じてみてはいかがですか・・・。
◎ロープワーク
僕の友人がキャンプシーズンになると決まって、
「キャンプをしたいんだけどロープがね~覚えられないんだよ~」
と、話をしています。
さて、なぜロープワークが難しいのか!
僕が思うによくあるアウトドア本に書かれている、ロープワークの種類の多さに、間違いなくやられてしまうのではないのでしょうか?
たくさんの似たような名前に結び方にね!
あっちに回したり、こっちにねじったりと、頭がこんがらかってしまいます。
しかしどれも必要な場面で、必要な結び方をしなければいざという時に解けてしまいます。
アウトドアではそれはリスクとなってしまうので、しっかり覚えておいたほうが良いでしょう。
しかしご安心ください、実はキャンプでは全てのロープワークは使わないのです。
ここではキャンプに使う3つのロープワークを紹介したいと思います。
これだけ覚えておけば、不自由なくキャンプが行えると思います。
○もやい結び(ボー・ライン・ノット)○
この結びは、もともと船を係留する時に用いる船乗りから来た結び方です。
俗にもやい綱と呼ばれています。
ローブの結び目を杭などを締め付けずに固定できるのが特徴で
、雨に濡れても解けやすく弾力のある結び方です。
※テントやタープの布側のリングの結びに最適です。(固結びは濡れると解きにくい)
○巻き結び(クローブ・ヒッチ)
この結びは非常に簡単に、ロープの端を杭に固定できるといったメリットがありますが、
強度的には巻いてあるだけなので、他の結びには劣ってしまい濡れるとさらに緩んでしまいます。
引けば引くほど、巻いてある部分がしまっていきます。
端を長めに取って下にもう1段結ぶと補強できます。
※タープなど木や柱を使って固定するときに用います。
○自在結び(トートライン・ヒッチ)○
テントを購入するとロープにプラや金属の器具が付いているのが自在金具と呼ばれるものです。
その器具を用いることなく同じ機能を果たすのがこの自在結びです。
初めは緩んで結んでも後にテンションを調整できるのが最大の特徴で、いろいろな場面で使用出来る結び方です。
※ペグに引っ掛けて結ぶのが良いでしょう。
簡単に説明をしてきたわけですが、結び方は現在ネット上で沢山見れてしまうので、ここでは省かせていただきました。
たくさんあるロープワークの中でこの3種類を覚えるだけで、あらゆる場面で活躍できると思います。
しかしロープワークは使っていないと忘れてしまうのも、覚えておくとよいでしょう。(笑)
たくさん結んで、かっこよくテントを張ってキャンプを楽しみましょう。
◎包丁の話
さて今回は、ファミリーでキャンプに行くと
子供たちにも料理をさせますよね!
そんな時、子供用の包丁などを使っていないですか?
手を切ってしまうからと、子供用のギザギザ包丁など切れないものは
確かに手を切らないもしくは、深手を負わない・・・。
いやいやそうではありません!
実はその方がかえって危ない場合があります。
非力な子供たちは切れないからといって
力任せに切ろうとします。
もしそこに指が出ていたりしたら、それはもう大変なことになります。
逆に切れる包丁は、力を入れずにスッと切れると思います。
切れる包丁を目の当たりにした子供たちは、
きっと慎重に包丁を扱うはずです。
それは包丁が危険なものと認識し、正しく使えば便利なものと
自分自身で気づき、注意をするからです。
子供たちには、本物でのチャレンジさせればすぐに
上手になるはずです。
皆さんもチャレンジさせてみてはいかがでしょう!!
◎BBQ・炭
ゴールデンウィーク間近になり、BBQの予定も決まる頃になりました。
いざBBQに行ったら、炭になかなか火がつかないこと、よくある話ですね。
なぜ着かないのでしょうか?
それでは、着火の手順を説明しましょう。
①着火剤を置く(新聞紙・チャコール・チューブ剤など)
※直に置くと焼き付きます。
②木炭を着火剤の上に、高さが出るように積みましょう。
※平に置くと火は回りません。
③火をつけます。
※必ず下の方から点火します。
※物によっては着火剤が激しく燃えるので、注意すること。
④着火後は炭には触らない。ガマンガマン!
※木炭を高く積むことにより、煙突効果により火が回ります。
※扇いではダメ!せっかくの熱が冷めてしまいます。
※飲み物片手に、眺めましょう。火からは離れないこと。
⑤炭に火が回り、白くなってきたら着火完了です。
※さあ、楽しいBBQの始まりです。
今回はごく一般的な着火方法を、ご紹介いたしました。
着火の方法はいろいろあります。
機材を使う方法などもあり、手軽にBBQを楽しめる反面
着火技術や安全管理の意識が低くなっています。
正しい技術を覚えて、安全で楽しいBBQを楽しみましょう!
※炭の処理は場所によって異なります。
炭の完全焼却を心がけ、ルールに従い適切に処分致しましょう。